マンゴー通信 – ヨーガやインド、心と身体の健康などに関すること。 – 友永ヨーガ学院
16.5.27
128号
友永乾史
(友永ヨーガ学院理事、マンゴー通信編集長)


What's Mango Express?~マンゴー通信のご紹介~

 ただひたすらマンゴーを食べるときのようにヨーガを味わって欲しい、インド原産のマンゴーのように多くの人に愛されたい、そんな気持ちで書いています。ヨーガやインド、心と身体の健康などに関することをテーマにほぼ毎週アップします。

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第128号 風とおしのよい身体へ


インド西部、ラジャスタン州では51度まで気温が上がったとか。日本でも夏のような暑さの日も出てきました。この時期、汗をかけると、暑さが身体にこもらないで楽ですね。無理なく汗をかける身体に変わる友永ヨーガ、ちょうどキャンペーン中ですので、ぜひお試しください。

第3回奈良ヨガリトリート 元興寺

「今年の奈良リトリートで訪れた元興寺のつくばい。紫蘭と水紋が涼しげでした。」

汗をかける身体になるには、胃腸の働きを高めることが重要です。胃腸を働かす力は、火の力で、身体を温める力です。胃腸が弱い人は冷え症という図式に、なんとなくピンとくる人も多いと思います。

では、胃腸を鍛えるにはどうしたらよいのでしょう。

適度な運動、しっかりとした休息、深い呼吸、ヨガが助けられることがいろいろありますが、一度食を断ってみるのも一つの方法です。特に都会に住む私たちは、自分の「ちょうどよい食事量」が分からないということがままあるからです。ちょうどよい食事量が分からないと、良好な胃腸の状態はまぐれでしかやってきません。当たり前ですが。

ということで、今回は昨年6月の、第104回のヨーガ断食に参加いただいた皆さんの感想文をシェアさせていただこうと思います。

ヨーガ断食講座 受講者の感想

私は自分の身体に不安を感じていました。

食は身体を作る源であり、食品、食事を大切に思っている反面、現実は食べ過ぎを自分で抑えることができませんでした。

断食して数日、こんなに食に対する欲を感じた日はないほど欲しましたが、不思議と四日目から心と体が落ち着いてきました。このような体験は初めてです。深く呼吸し、自分と向き合うヨガは、心を落ち着かせてくれ、本来の自分に戻ったような感覚になりました。

うれしい驚きは、これだけではありません。長年つらかった「むくみ」が断食で消えたことです。そして乾燥肌の私の肌がクリームを塗ったように潤いました。これは、空腹がつらかった私の大きな励みになりましたし、何よりうれしい出来事でした。(Iさん)

胃も腸も空っぽの状態は空腹感よりも心地良いものだという発見がありました。

体温が、以前は入眠時35.8度前後でしたが、現在でも36.2度前後で保たれていたり、収縮期血圧が130~140mm台だったものが、110~120mm台になりました。また、今まで右肩関節に痛みがありましたが、現在では少し痛みが和らぐといった身体的変化がありました。

断食を始める時は「食生活の改善」という結論は予測できませんでしたが、今回の体験から貴重な経験を得ることができました。(Tさん)

毎日三食と間食そしてお酒を飲む機会も多かったので、始めた日から続けられるのだろうかと不安でいっぱいでした。しかし毎日の連絡網やスタッフの方々の支えもあり続けていくことができました。辛かった二日間を超え、まったく食べない期間に入ると不思議と体が軽くなり、頭がすっきりした気分になり普段よりも身軽に動くことができました。

私はどれだけの食事を感情に任せ、何も考えずに食べていたのだろうととても反省しました。断食の終了が近づくにつれ、どんな食材をどれだけ食べることが体にとっていいのかなど意識して考えるようになりました。(Kさん)

現在、人が食事をする事には様々な意味が込められていると思います。より美味しい味を色々楽しみたい。会食は人と人を繋げたり関係を深めてくれたりします。栄養を摂る以外の要素の悪い部分が多くなってくると、満たされない気持ちや不安感をごまかす為にものを食べる行為でそれらを満たし忘れようとしたり、折り合いをつけようとする。必要な栄養を摂る為プラス少し楽しい気分になる食事量でしたら、とても少量で足りるはずです。

先生から頂いた言葉(自分を見張る、客観視する)を忘れずに、食もそして生活も美しく整えて過ごしてゆきたいと思います。(Sさん)

「ちょうどよい」って素晴らしい。自然のバランス力がどんなに優れているか。そんな喜びと畏敬に溢れた文章を、ほかにもたくさん頂戴しました。有難うございました。

「ちょうどよい」が分かることっていうのはすごいこと。窮乏感や自己嫌悪から離れた、静かな自信をも感じます。

断食で胃腸を休ませて、「ちょうどよく」食べることができると、胃腸はぐんぐん元気になります。すると、詰まった感じがとれて、風とおしのよい身体が実現します。

風とおしのよい身体は、気持ちのいい身体。

どこまでも意識がのびやかに広がって、つながりの一部としての自分を感じ取ることができます。そのつながりにいるとき、新しい考えがやってきます。

さて、そのヨーガ断食、今回は第107回目。(⇒ 第107回ヨーガ断食講座-詳細募集開始から1週間がたって、ちょうど定員の半分が埋まったところです。今年の秋はシバナンダアシュラムから、スワミ・チダナンダジの生誕100周年記念の一環で、スワミ・ヨーガスワルパナンダジをお招きしますので、断食は行わない予定。次回は来年の3月になりますので、もしそれまでに、という方がおいででしたら、お早目にお申し込みください。

泊りなしで、通いで行う断食講座。皆さんお仕事を続けながら参加されています。迷っている方は、まず申し込んで、説明会へどうぞ。説明会の後、キャンセルも可能です。(申込金は返金いたします。)

*BMI値などを参照して、こちらから断食の参加をお断りする場合がございます。その際にはご容赦ください。