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インドは呼ばれて行く場所?

9月16日からのインド旅行にサポートスタッフとしてご参加くださる鬼丸先生が投稿くださいました


第17回インド修行の旅、友永ヨーガ学院、インド旅行、鬼丸絵里子先生撮影

皆さま、こんにちは。

友永ヨーガ学院講師の鬼丸絵里子です。


この度、9月16日出発の『第17回 インド修行の旅』にご一緒させて頂くことになりました。

参加を予定されている皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


私自身は2013年と2017年の2回『インド修行の旅』に参加。今回の旅は6年ぶり、3度目となります。

そこで、ほんのちょっとだけですが、この場をお借りして私のインド体験をシェア!

既に参加を決めた皆さまはもちろん、まだまだ検討中という方の参考になれば幸いです。



 * * *



「インドは呼ばれていく場所」

この表現を耳にされたことがある方、多いかもしれません。


私が初めて参加した2013年10月は、当時在籍していた指導者養成コース2年目が始まったタイミング。募集が始まってすぐに「行こう!」と決めました。


インドに行かれた院長先生がものすごくパワーアップして戻られるのをそれまでに何度か目にしていたため、

「院長先生にそんなにエネルギーを与えるのはどんな存在なんだろう」

「一度ご一緒して自分の目で見てみたい」

と思ったのが、行くことを決めた一番の理由。


マイペースで旅を楽しみたい私は大学時代からバックパックでの個人旅行しかしたことがなかったので、この時、団体旅行であるこのツアーに参加することに何の迷いもなかったこと、いま思い出しても驚きです。まさに「呼ばれた」という感じだったのかもしれないですね。



「インドの山奥で修行?」(←わかる世代の方、いらっしゃいますか?)

「悟りを開いちゃったりして」

周囲から聞こえてきたそんな声も、源流の地でヨーガに触れる日々を前にワクワクが止まらない私には心地よいBGMに過ぎません。



さて、そんなこんなで、

私の『初・インド修行の旅』の始まりです!


始まったばかりでいきなりですが、

この旅の印象を視覚的に表すとすれば、まさにこの写真の通り。


大学以来、四半世紀ぶりに訪れるインドに浮き足立ちっぱなし、目も、こころも、感覚器官を通して入ってくるすべてのものに反応しっぱなしの旅でした。移動のバスの中でも、座席の背もたれに背をあずけることなく、窓の外を流れる景色を見続けて前のめりで過ごしました(実話です・笑)



いまでも目を瞑ると、音や香り、射していた光、ガンジスの川面を渡る風…、そういったものと共にこの旅を彩るたくさんの場面が思い出されます。



シヴァナンダ・アシュラムのたたずまい


アシュラムの先生方のお話


ガンジス川での夕べの祈りの儀式


マントラやキールタンの響き


日の出前、懐中電灯を手に向かう瞑想の時間


聖地ハリドワールの熱狂


沐浴したガンジスの水の冷たさ


身体とこころにやさしい食事


おだやかなアシュラムの人々


ご一緒した皆さんの満ち足りた笑顔


アシュラムで修行に励まれる院長先生の姿




インドで見聞きしたことはすべて、ひとつひとつはっきりとした姿かたちを伴っています。

ですが、俯瞰でまとめて見ると、組み上がったパズルのように別の大きなイメージや意味が立ち現れる。

そしてそれらもまた決して固定されたものではなく、万華鏡のようにクルクルとその在り方を変え続けるのです。


そんなですから、日本に戻り「どうだった?」とたずねられた時、自分が抱いていた旅の印象をうまく伝えられずもどかしかったことを覚えています。




一方、記憶に鮮明に残っているのは、帰国して最初に学院に足を踏み入れた瞬間に感じたこと。


それは「あれ?アシュラムに似ている?」という感覚でした。


一緒に旅した指導者養成コース同期生のなかには「一緒だよね」「これならインドに行く必要ないんじゃない?」と笑っていたメンバーもいたくらい。


ですが、つまるところそれは、院長先生がアシュラムで学ばれたことをそのままのかたちで学院に持ってきて下さっている、まさにその証。


そう、結果としてこのインドへの旅は、日本の東京・荻窪にある友永ヨーガ学院という場所で学ばせて頂くことの有り難さに、改めて気づかせてくれるものとなったのです。




さて、旅の主な目的だった「院長先生が毎回エネルギーをチャージしてインドから戻られる理由」については、そのほんの一端を垣間見させてもらえたような気になっていましたが、実際のところどうなのか確かなことはわかりません。


ただ帰ってきてしばらくした頃に「また行きたいなあ」と感じたのは、私もあの場所で少なからず何かをチャージできた…そういう事なのかも知れないと思っています。



 * * *



それでは今回はこのあたりで。


9月16日の出発まであと2回、私の『インド修行の旅』の思い出話にお付き合いいただけたらと思っています。





第2話 「『ヨーガ』の旅なのに、お話ばっかり?」へ → https://bit.ly/eo_blog_yatra2023_2 


第17回インド修行の旅 → https://www.tomonagayoga.org/post/yatra_2309_add


7月22日(土)第17回インド修行の旅説明会 → https://bit.ly/is_tyi_yatra2023

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