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14期生へ 14期生から 

  • 2 日前
  • 読了時間: 9分


20256年3月28日 第14期の指導者養成コースの修了式が行われました


友永乾史院長の送辞


14期生代表の栗澤尚子さんの答辞を掲載します





送辞



14期の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

まだ実技の単位が足りない人、最終実習が終わっていない人、レポートが終わっていない人などには、修了証をお渡しできませんが、皆さんのことです。熱心さを発揮されて、いずれ修了されることでしょう。


この、入学から3年半がたった今日を区切りとして、この式を執り行いたいと思います。


まずは、このコースで皆さまが学ばれたことを、スワミ・シヴァナンダ、そして友永淳子をはじめ、わたしたちの先生たちにご報告したいと思います。

ちょうど3年と半年前、まだまだコロナの影があった、2022年10月、15人の皆さんが集まってくださいました。わたしたちは入学式の後、輪になって、皆さんはなんでこのコースに入ったのかを話しました。





そして、ガイダンスでは荻窪の散策にでかけました。


講義は宇宙史から始まりました。中村振一郎先生から学びました。


呼吸の料理を深澤大輝先生から、吉祥寺のキッチンスタジオまででかけて学びました。


生理解剖学、大脳生理学を鈴木郁子先生と、黒澤美枝子先生に、運動解剖学を大森啓之先生と鈴木慶先生に学びました。


そして、アーユルヴェーダを、上馬塲和夫先生と田端瞳先生に、現代医学を西脇俊二先生に、東洋医学を岩元健朗先生に学びました。


日本の医術としての整体を河野智聖先生に、足圧法を須田育先生に、インド思想史を興津香織先生に学びました。


さらに、心理学を谷口万稚先生、救急救命法を東京防災救急協会に学びました。


アーサナの運動解剖は上田玲子先生、ヨーガ理論は友永乾史に、ヨーガ指導の理論と実践を、須田育先生に学びました。


最後に、オンラインレッスンの注意点を、鬼丸絵里子先生に学びました。


広く、心と身体のあり方を、さまざまな視点から学びました。


それを咀嚼して、レポートにまとめて、同期生がどう学んだのかも知りました。


これらの講義に並行して、多い人は1000回以上レッスンを受講し、オンラインの一週間の精進潔斎講座を2回行い、指導実習を行いました。


指導実習前には御岳山まで合宿にでかけ、互いをよりよく知りました。







このように皆さんが長い時間をかけて同じことを一緒に学ぶことで、ご自身がより浮かび上がってきたと思います。

14期の15人の中で、わたしはどういう存在なのか。どういう傾向があるのか。


自分が見えてくるとは、これまで気づかなかったわたしの傾向が見えてくるということです。


見えてくると、少しずつ自分のくせがとれ、肩の力が抜けて、生きやすくなったのではないかと思います。


そうした皆さんは、どんどん活き活きされ、きれいに、しなやかに、かっこよくなっていかれました。



2020年のコロナに始まって、学院は大変な状況にありました。


そして、一昨年2024年の秋には、わたしたちを引っ張り続けて来てくれた院長先生が亡くなりました。



そんな大変ななかでしたが、皆さんが、そのように、揚々と朗らかになられていくのを見て、わたくしたち学院の講師たちはとても幸せでした。



そう、大変なことはあってもいいのです。

淳子先生の生涯を見れば、それは明らかです。


折に触れてお話をしてきましたが、淳子先生は群馬県高崎市郊外の田んぼの広がるのどかな景色の中育ちました。


お父さんにとても可愛がられ、東京まで宝塚や松竹歌劇団を見に連れてきてもらった、恵まれた境遇でした。


そして、東京でわたくしの父になる夢見る青年と出会い、結婚しました。


そして、ある事件から、父と二人で体操教室を始めることになったのでした。


そこで、教室にいらっしゃるお子さんたちのお母さんに、前から習っていたヨガを教えたら、そちらの方が人が集まることになりました。


それなら、しっかりヨーガを学ぼうと、日本に留学に来ていたインドの留学生に教えてもらいます。


でも、その人、ヨーガを教えられると言っていたのに、そうでもなかったんです。


でも、父と馬が合い、インドの主要なヨーガの先生に会えるようアレンジをしてもらうことができました。


その一つがスワミ・シヴァナンダのアシュラムでした。


こうしたすべてがなければ、わたしたちが今日、こうしてここに集うことはありませんでした。


いいと思えることも、そうでないと思えることも、あざなえる縄のように連なって、わたしたちは今日、こうして集うことができました。


だから、何があっても、皆さんがご縁を活かして、ヨーガを伝える機会を活かしていっていただけたらと思います。


そうすれば、また、よいご縁が連なって、人を助けていくでしょう。



なぜ、ヨーガを伝えて欲しいのか、もう一つ理由があります。

それはAIとSNSの発展で、人が容易に孤独になり、互いの一致を見出し辛くなり、世界の混乱が進んでいるように見えるからです。


わたしたちが、スマホやPCでどんなどんな画像、あるいはテキストを、どれだけ長く見ているか、AIはしっかりそれをキャッチして、わたしたちがそれを興味を持っていると判断し、次から次にそれに似たイメージ、似た言葉を画面に映し出すようにします。


特段互いに違いのない二人でも、スマホを見続けることで、互いを敵として見なしてしまうようになってしまう・・以前では考えられないバランスが悪い社会です。



こうした、SNSの背後の仕組みをアルゴリズムといいます。


問題は、こうしたアルゴリズムを、「アルゴリズムがやっている」と俯瞰できないことです。


わたしたちの中にも、アルゴリズムがありますね。


考え方、認知の癖、傾向のようなものが誰にもあります。


言い換えれば、それが、自分に見えていない自分を作る影です。



わたしたちは、ヨーガを通じて、そのアルゴリズムを眺めて、必要に応じて手放す方法を学びました。

自分の内のアルゴリズムを手放せれば、自分の外にあるアルゴリズムに引っ張られて行く心配はなくなります。


だから、ヨーガはすごいのです。

こんなものは他にはないのです。






これから、アルゴリズムにひっぱられてしまう人が増えてくるでしょう。


だからこそ、これからヨーガがますます大切になってきます。


ですから、ご一緒に、より大勢の人にお伝えして参りましょう。


どんなアルゴリズムからも自由でいて、周囲に、より多くの人に尽くしましょう。


それこそが幸せである道、スワミ・シヴァナンダがおっしゃる、Be Good, Do Good ということだと思います。


この有難い、ヨーガの道を引き続きご一緒に歩んでいけたらと願っています。


このたびはあらためてご卒業、おめでとうございます。



友永ヨーガ学院院長

友永乾史





答辞




桜の花も咲き揃い春の日差しが満ち溢れる今日の佳い日に、友永ヨーガ学院指導者養成コース14期生のわたくしたちのために厳かで喜びに満ちた修了式をご準備下さいましたことに厚くお礼申し上げます。


またご多忙の中、友永乾史院長初めいつも温かい笑顔で見守って下さった講師の先生方、そして細やかにお心遣い下さったスタッフの方にご臨席いただきまして心より感謝申し上げます。


そして院長より送辞のお言葉をいただきましたことに重ねて感謝いたします。






3年半前,住む場所も生活も年齢もヨーガの経験も様々で、養成コースに入学しなければ出会うことがなかっただろう仲間が集まりました。


これからへの期待と不安も感じているなかで淳子前院長と乾史院長に今ここに集まった私たちへの祝福の言葉と確かな学びがあることをお話いただいて、迷いなく心確かな思いで歩き出せたことを記憶しております。



講義は中村振一郎先生の宇宙史から始まりました。

一回目から活発な質問や感想が溢れ、仲間の皆さんの思考の広さと理解の深さにただ驚いておりました。私の頭の中は狭いころから時間的にも空間的にも広げられる思いでした。中村先生に種を蒔いて芽が出る様に耕していただいた後に、17領域もの多岐にわたる内容を素晴らしい先生方から学ぶ機会をいただきました。


長年に渡るご研究とご経験を限られた時間の中で基礎から高度な内容までお話いただきました。私たちが理解することができ関心が持てるような内容にしてくださったことと思います。更に疑問や質問にも喜んで耳を傾けて考えて下さいました。ご研究への尽きることのない探究心、そしてなにより楽しんでお話し下さる先生方に出会えたことは、わたくし達にとって大きな学びであり幸せなことでした。


人の源はどこまでも科学であり、正確な知識と広い視野で冷静に見て考えることの大切さ、そして人は身体も意識もその源であらゆるものとつながり全てにゆだねていくことを学びました。

御嶽山の合宿では自然の中で仲間と一緒に時間を過ごしました。朝に夕にアーサナや瞑想を行い内側をしずかに整えたり、自分自身のことやこの一年半の変化を語り静かに聴き合ったり、おいしいお食事や散歩を楽しみ,一層安心して話し合えるようになりました。そしてこれから始まる実習の説明を受け、身が引き締まる思いでした。





実習が始まりました。


これまではただただ先生方の誘導に身を任せて内側に意識を向けていくことに集中していましたが、伝える側に立つという事はどういうことなのか。初めは自分自身の動きの練習と、解りやすく誘導する為の言葉かけや動きを覚えることで精一杯でした。回数を重ねる中でわたくし達は皆違うこと、ひとりひとりのヨーガがあって、誰かに伝えようとすることは自分自身をより知ることにつながっていくことに気付いていきました。自分に向き合うことに自信が持てずに動けなくなった時もありました。先生方はいつも笑顔で温かく迎えて下さり良いところを見つけて認めて下さいました。更に一つ一つの動きや言葉への気づきとご自分のヨーガを行っていただく為にはどうしたらよいかを考えることを教えていただきました。本実習を行う重さをどれほど大きな力で支えていただいたことかと思います。そして、実習の間仲間の皆はそれぞれのペースを尊重し、急がなくて大丈夫、手伝えることはいつでもするよという気持ちでいてくれました。時間が許す限り見学しあい、来られない時もエールを送ってくれました。


ひとりひとりの実習が全て学びになりました。





14期は、オンラインレッスン、ズームでの受講、そして録画で繰り返し学ぶことができました。サイトでレポートを共有し意見交換も随時でき学びを深め励まし合うことができました。これまでの先輩方のご経験があって恵まれた環境を整えていただきました。


これからはこの3年半の様に集うことはできなくなりますが、それぞれの場所それぞれの形で学びを続けヨーガと共に歩みを進めていくことになります。これからも変わることなくご指導いただきますようお願いいたします。



わたくしたちは淳子先生の迷いのない力強い眼差しと凛としたお姿にお会いすることができました。必要なものは全ていただいていること、私の内に光が溢れ至福であること、全ては私の意識の内に起こっていることを存在を持って教えていただいたことに感謝しております。





そしてヨーガの先人の方々に、わたくしたちがこれからもご修行を続けることができますようお祈りいたします。


最後になりましたが、友永ヨーガ学院がこれからも多くの人にとって平安とくつろぎの場所になり益々充実されますよう、心よりお祈り申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。




友永ヨーガ学院 指導者養成コース 第14期生 栗澤尚子







 
 
 

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