「食べる断食講座」参加して1年過ぎて
- 友永 乾史
- 4月23日
- 読了時間: 4分
昨年講座にご参加のお二人から、一年たってのご感想を頂戴しました
< さぁ今日はどの私でいこうか >

「季節の移ろいが晴れやかで、目にも一番美しくて好きな季節なのに、毎年、冬から春にかけて、体調としては最も手強く、難儀しています。
花粉症とまではいかなくても、喉の奥がいつもヒリヒリしていたり、朝晩の寒暖差でくしゃみが止まらなかったり、なんとなくスッキリしない感じがあって、特にGW前に体調を崩し、せっかくのGWが楽しめないでいました。
しかし、昨年のGWはこの食べる断食講座に参加して、GW中からその後のカラダの快適さが気持ちよすぎて、食べ方?でこんなにも変わることを思い知らされたものです。
しばらくは、持病の薬が効き過ぎてしまい、医師に相談の上、無しもしくは最低限に減薬し今に至っております。
体重もおかげさまで、参加前より5kg減少が維持出来ています。(逆に減り過ぎて参加基準のBMI19.5以上が得られなくなってしまった!)
こんな目に見える変化もありますが、それよりも、野菜の素材の旨みを味わう楽しみ、おかゆの美味しさ、カラダに合うことの発見、そしてていねいに生活することの大切さ等々、何かに追われる日常の中からリセットする時間をあの時にもらったのだと、今更ながら感じています。
断食がいいと知識として理解していても、それを体験するとしないでは大違い。いい体験をさせていただきました。
そして月日は流れ、人は弱く、私は自分に甘く、食べ物が美味しい冬を過ぎて、日常にとっぷり追われる日々を過ごし、気がつくとあの気持ちをなだめるための食欲に飲み込まれていました。体重も少しずつ増えていき、あの春にやってくる喉の違和感が私をおそっています。キタキタ‥これがいつもの私だ。
しかし、体験とは恐ろしいもので、あの快適なカラダにココロに戻りたいと、別のゆさぶりがヨーガをするとはじまるのです。このままじゃまずいな‥気づいている私が確かにいる。学院からの「食べる断食講座」のお知らせは、もっと私をあおります。
ヨーガをすることで、今の自分に気づく力とそしてそれを何とかしようとする力がよみがえり、あの快適さを知った体験が沸々と私の脳裏で再現され「さぁどうする?」とたたみかけてくるのです。
思い出したように、食べるスピードをローへギアチェンジすれば素材の味が感じられ、無意識で口に入れていた間食も今日はこのあたりにしようとブレーキがかかる‥時もあれば、今日はハレの日、無礼講!とケーキを食べる時もあります。
やじろべいのように揺れているというのがその後の私。
参加する前との大きな違いは、快適な私を知ってしまったということ。
さぁ今日はどの私でいこうか」
S.Y. さん
< 講座に通ったことで歩くことが楽しくなりました >

「断食講座からまだ1年しか経っていないことに驚き、ずっと前のような気がするのはなぜなのか不思議に思っています。学院の心地よい雰囲気が今も心に残っていて、あの空間に出会えたこと、身を置けたことをとてもありがたく思っています。
その後も体重も食欲も減ることはなく…元気に過ごしています。またいつか参加させていただき、その時は復食をより慎重に進めたいと思っています。
講座が始まり、学院に足を運ぶ毎に、自分のエネルギーの使い方や向き、消化力を感じられるようになり、身体が丈夫であることのありがたさや、それを授けてくれた両親への感謝の気持ちがより深くなりました。
そして、これから年齢を重ねていくにあたって、自分自身を労わることも大切にしていきたいと思うようになりました。
また、ヨーガの幅広さや奥深さを改めて感じ、学び続けていきたいという気持ちが芽生え、今も少しずつ取り組んでいます。教えていただいた「断食スープ」も引き続き日々の生活に取り入れており、とても重宝しています。
あの1週間が大きなきっかけとなり、少しずつ変化しているものがあるような気がします」
Y.K さん
今年は4月29日から、「第5回食べるヨーガ断食講座」が開催されます。
その模様も追ってお知らせいたします。
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