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5月12日(日) 新月の朝の瞑想会

技の実現




これは浮世絵画家、北斎の「すずめ踊り」という絵です。(画像は4月2日の朝日新聞夕刊より)



やっこ装束の踊り手たちが、ずんずん、向こうまで踊っていくのを見渡せるのですが、一人として、同じポーズがなく、遠近法を用いているわけでないのに、遠くまで進んでいる様子がうかがえ、なにより、筆で、集中しながらも、さらっと描き切った様子が、絵に緊張感と同時に、楽しさ、軽さ、陽気さを与えて、心を軽くさせてくれる、そんな絵だと感じます。



こういう絵を描こうとするとき、ちょっとでも、「こうしたい」、「ああしたい」、「こう見せたい」、なんて考えたら、たちどころに筆が滞ってしまうでしょう。



だから、ただ見たまま、あるいは記憶にあるがままを、さらさらっと描き切ったのだと思います。

そのとき、一切の考えや思いなしに、筆が動くがままに任せたのではないでしょうか。



だからこそ、一枚の和紙の中に、こんなにも多くのものを込めて映し出せたのだと思います。



瞑想とは、こうした技を実現させる力でもあると思います。




yogatomo.online の新月の朝の瞑想会>


スワミ・シバナンダの教えた七つの呼吸法をベースに、さまざまに呼吸を操って瞑想を体験します


5月12日(木)6:00からのスタートです。

(5月の新月は8日ですが、今月は都合により少し遅くなります)



ヨガトモオンラインの会員の皆さま(定期券、月4回プランとも)無料でご参加いただけます。


それ以外の方は、1000円でご参加いただけます。




お申込みはこちらからお願いします(yogatomo.online のページが開きます)





当日は、お家の一番落ち着ける場所からアクセスしてください。


呼吸法が初めての人は、こちらから行い方を予習できます。





担当:友永乾史





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