暑いと、よく疲れます
神経も胃腸も内臓も、全部をよく休ませて、残暑の季節をすっきり過ごしましょう
そう、暑いと疲れるのです。
特にこの、気温と湿度が上がる夏の終わり、残暑の季節は、どうしたって疲れてしまいます。
こうした暑さによる疲れを分析すると、大きくは二つに分けられます。
一つは、暑さによる胃腸と内臓の疲れ。
汗をかき、よく喉が渇くので、冷たいものをたくさん飲んでしまいます。
すると、胃腸と内臓はたくさんの水を吸収して、ろ過して、排出しないといけません。
だから、胃腸と内臓が疲れてしまい、それが身体全体に、思考や感情にも表れてきます。
さらには、神経の疲れ。
暑い夏は、どこでも冷房がしっかり効いています。
炎天下とキンキンに冷えた室内では気温も湿度も大きく違います。
それをわたしたちは一日に何度繰り返すでしょうか。
その度ごとに、神経は身体から熱を逃がそう、あるいは、熱を蓄えようといったりきたり。
そうしたいったりきたりが多いと、わたしたちの神経はどちらかと言えば、交感神経優位、つまりは、緊張して、目が冴えて眠れないほうへ寄ってしまいます。
すると疲れているのに、よく休めないという、とてもつらい状態に陥ります。
こうした、あれこれの疲労から解放されるのが、このヨーガ・ニドラ。
言葉と、イメージを使いながら、全身の筋肉と神経をゆるめ、休めていきます。
インドの叡智、ヨーガのもたらす、至福のやすらぎの境地をご体験ください。
残暑の季節、しっかり休んですっきりと過ごしたい皆さまにおすすめします。
8月20日(土)21時スタートです。
近年、研究の進む「ヨーガ・ニドラ」
ヨーガ・ニドラとは、直訳すれば、「ヨーガの眠り」
講師の誘導に従って、心身の各部分に気付いてゆくヨーガの行法の一つ。
すべての緊張を離れて、深い休息に至る技法です。
近年は、さまざまな研究が進み、不安感を低下させ、うつを低減させるという報告*があります。
身体を休めやすい方法で横たわっておくつろぎください。
以下、須田 育 からのメッセージです。
「ヨーガ・ニドラにはたくさんのアプローチと可能性があります。身体のみならず、思考や心理面、日常での行動へのアプローチも可能と考えられています。でも、特に特殊な事を行うのではありません。まだの方は、ぜひ一度ご体験ください。」
すだ・いく 友永ヨーガ学院副院長 (社)日本ヨーガ療法学会 認定ヨーガ療法士 インド政府認定ヨーガ療法士
病院など医療の現場で、ヨーガの智慧を伝える。yagatomo.online月火水の朝ヨーガ、金の午前午後クラスも担当。
(* The Impact of Yoga Nidra and Seated Meditation on the Mental Health of College Professors
日時:8月20日(土)21:00-22:00 オンラインで開催 横になれる、一番くつろげる場所からご受講ください。
お申し込みは → https://bit.ly/yoganidra_220820 写真:カリフォルニアアシカ 13期生 K.Nさんよりお借りしました
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