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ご存知のとおりヨーガもマンゴーと同じくインドを起源にしています。マンゴーと同じように世界中でポピュラーです。その起源がどういうものであったのか、若干の空想も交えてある仮説として紹介します。(ヨーガの起源に関して、もっとお知りになりたい方には「いまに生きるインドの叡智」
成瀬貴良先生著、善本社刊などがあります。)
5000年前くらいのものだろうとされる、モヘンジョダロの遺跡というものが、インダス河の流域にあります。そこで、安座(安定坐法、スッカアーサナ)に見える座り方をしている像が彫られた印章が見つかりました。これをヨーガの起源として、「ヨーガ5000年の歴史」などと言います。インダス文明に文字は有りました。しかし解読はされていません。ですから、今のような体系だったヨーガが行われていたのかどうかはわかりません。(インダスの文字はいまあるどの文字にも似ておらず、文献も少ないので解読は不可能とまで言われています。 http://bosei.cc.u-tokai.ac.jp/~indus/english/letter.html には発見されたすべての文字が載っています。解読を試みたい方はぜひご参照下さい。ぼーっと見ていると面白いです。何か伝わってきそうな気もします。)
モヘンジョダロ遺跡には、水洗トイレや、ごみ収集のためのダストシュート、公共浴場などが発掘されています。また、チェスのようなゲームや、さいころ、子供用と思われるおもちゃも発掘されました。こういった証拠から、かなり高度で清潔な文明であり、多くの人が余暇を楽しんでいたことが覗えます。ということは、間違いなく現代のように運動不足の人がいたはずです。その日暮しをせずに、富を持っている人達が居たわけです。おそらく現在に残る印章を持っていたような人はこのグループに属していたことでしょう。
足を組んで座るということは印章に彫られるほどに、残されるべきもの、流布されるべきものとされました。ということは、足を組んですわることはポジティブな行為とされていたはずです。すくなくともどうでもいいネガティブな行為ではなかったはずです。彫られたその像は神様(シバ神)の像だともいわれますが、もしそうだとしたらなおさら座るという行為は推奨されるべきものとされていたでしょう。運動不足の人が足を組んで座るには、アーサナを行って身体を柔軟に保ち、プラナヤーマ(呼吸法)を行って呼吸を長くして心を静めなければ無理です。これは瞑想を試みたことのある人であればよくご存知の通りです。
運動不足の人が座れるようになるためのエクササイズのようなもの、イコール、ヨーガは5000年前のインダス文明にあったと考えるのが自然だということになります。
5000年前の西インドで、ヨーガで身体を柔軟にして、呼吸を整えて、長く座ることが印章に彫られるほど価値があったわけです。でもそれはなぜでしょうか?
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