トップ マンゴー通信 第55号  


08.4.8.
055号
友永乾史
(友永ヨーガ学院理事、マンゴー通信編集長)


What's Mango Express?〜マンゴー通信のご紹介〜

ただひたすらマンゴーを食べるときのようにヨーガを味わって欲しい、インド原産のマンゴーのように多くの人に愛されたい、そんな気持ちで書いています。ヨーガやインド、心と体の健康などに関することをテーマにほぼ毎週アップします。

第55号 友永ヨーガの新学期

 さて、年度も改まり、4月です。学院荻窪本部の窓から見えるトウカエデも、若芽を吹いています。まだ着慣れないスーツを着た新入社員と思しき若者が右往左往している、この東京、昨日からの風と雨で桜はもうお終いのようです。

 3月のポーズはチャクラのポーズでした。いわゆるブリッジの形です。数あるポーズの中でも難易度の高いこのポーズ、10月に始まり、3月に終わる後期のカリキュラムのハイライトのポーズでした。そしてこの4月、難易度はぐっと下がり、身体感覚を高めるためのさまざまなメソッドと、基本的なポーズを組み合わせたカリキュラムになります。この前期は、9月に頭立までできるように考えられています。友永ヨーガのベーシッククラスでは、このように、4月から9月、そして10月から3月にかけて難易度が上がっていくカリキュラムをとっています。さまざまなポーズを組み合わせて、徐々にステップアップできるようになっているのが特色です。

 受精卵として命を授かってこの方、私たちは年齢分の年月、いまここにある肉体をまとっています。さまざまなストレスは、その肉体に残り、ゆがみや偏りを残しています。産道から出て、産声を上げた瞬間から、いわゆる1Gの重力がかかってきました。3000グラムの小さな命には大きなストレスに違いありません。それからこの方、いろいろなことがありました。肉体にかかるストレスだけに限っても、鉄棒から落ちた、自転車で転んだ、誰でも大怪我があったと思います。心理的なストレスも、多く肉体に影響を残します。心配しすぎたら、胃にかかるでしょうし、怒りは背中の右側、肝臓にかかります。ストレスのかかった臓器は、その働きが悪くなります。働かない内臓は、精神を落ち込ませます。誰もがこんな連鎖を繰り返し、好不調を重ねてきたと思います。

 私の身体で言えば、前屈よりも後屈のほうが得意です。左足により加重し勝ちです。忙しくなると、左にある胃をかばうように、右肩が上がります。5年前、指導者養成コースでヨーガを学び始めてから、こんなふうに自分の身体を観察することを学んでいます。ちょっとした筋肉の緊張が、大きな筋肉の緊張に繋がります。自分の心持ちがいかに肉体に作用するか、面白い限りです。

 友永ヨーガは、そんな千差万別の身体をお持ちの皆さんのためのヨーガです。まずは、身体のコアから一番遠い、つま先の筋肉から、次第に中心に近いところを動かしていきます。末端が緩んで暖かくなってくると、副交感神経がじょじょに優位になってきます。呼吸が深くなり、頭が休まり、お腹が動き出します。本当にリラックスできたところで、身体を支えるコアの筋肉を伸ばし、ねじり、次第に内臓そのもの、中枢神経そのものに働きかけていきます。なんらかのストレスで硬く縮こまった筋肉が、ふわっと暖まって緩むとき、身体も心もリセットされて、また新しい自分を手に入れることができるでしょう。ちょうど桜が花びらを落とし、若葉を繁らすように、まずは抱えているものを吐き出す。そうして、新しい命がやってくる。90分も身体を動かし続けるのに、レッスン後は晴れ晴れとすっきりした心身になれる秘密は、ここにあります。

 ヨーガを始めるにふさわしいこの時期、そんな生まれ変わりを味わいに、どうぞ無料体験にお出かけください。新宿御苑リトリートでは、5月14日までキャンペーン実施中です。




3月末の嵐で折れた桜の枝を、花瓶に入れておきました。
ひとつ残っていた蕾が咲いて、それが枯れ始めたら、緑の新芽がほころびました。
 
 


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