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さてさて、新宿御苑リトリートのシーズンがやってきました。窓を開け放つと御苑を渡ってくる緑の風がスタジオを通り抜けていきます。つい先月まで、朝早くのクラスでは暖房をいれていましたが、もう必要なさそうです。つられて身体も良く動くようになっています。驚くほどよく伸びる自分の身体を気持ちよく感じられます。暑くもなく、寒くもない、フレッシュな空気に包まれてシャバアーサナをしていると、寝ているのでもなく、目覚めているのでもない、自然に口の端が上がってしまうような心地になります。
そんな陽気の中、院長の友永淳子によるサットサンガが先週の土曜、5月26日にありました。お題は「混迷の世を生きる」です。すこし固いお題でしたが、たくさんの方にお集まりいただきました。心より感謝です。
「混迷の世」は、ヨーガで言えばとカリ・ユガという時代です。一番堕落が進んで25%の人しか真実を口にしなくなる時代。ちなみに、最初の時代はクリタ・ユガ、全員が真実を話す時代。次はトレーター・ユガ、75%の人が真実を話す。そして一つ前の時代、ドヴァーラ・ユガには半分しか真実を話さなくなる。ユガとは時代を意味し、それぞれ気が遠くなる膨大な時間が集まって、さらにそれが輪廻を繰り返しているとされています。この宇宙の前にも栄枯盛衰があったし、これからもあるだろうということですね。そんな大きな尺で考えなくても、最近、実感としても昔では考えられないような、後味の悪い事件が多く起きている。そんな導入でお話は始まりました。
そんな宇宙は3つの性質、サットヴァ、ラジャス、タマスに分けられています。軽く、明るく、真であるサットヴァ、落ち着きなく動き回るラジャス、そして愚鈍で重いタマスという性質です。このユガ(時代)では、ラジャスとタマスが強く働くので、欲に駆られた嘘が多いということになります。自分を省みても、アーサナを怠ったり、古くなった油ものを食べたりするとタマスな状態に陥ってしまう覚えがあります。
そう、というわけでお話の結論はだからこそヨーガをしましょうというメッセージになりました。自分をよりサットヴァにしていく。軽く、やわらかく、幸せな存在にしていくことが自分にとっても、社会にとっても、そしてこの宇宙にとっても必要なのではないかというお話でした。2時間ぶんのお話をかなり端折りました。また少しずつご紹介します。
「静かに、目を瞑ります・・」と、お話の終わりに目を瞑ったとたん、向こうから花園神社の子供みこしが。わっしょい、わっしょい、ドドンパドン、ドドンパドンと、やってきます。なんだかうれしくなってみんなでにんまり。暮れ行く御苑をバックに、平和な土曜の午後を過ごせました。ご参加くださった皆さま誠に有難うございます。ご感想、ご質問があればお寄せ頂きたく。よりよいサットサンガにしていきたいと思います。
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