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新宿御苑の桜も散って、御苑リトリートの窓からはいろいろな種類の緑が見られるようになりました。小さな黄緑の銀杏、桜の名残で赤っぽく見える桜、4月なのにうっそうとしている常緑の木々。この季節、いろいろな葉っぱの緑が見られます
この時期、ヒトにもさまざまな春の症状が出てきます。花粉に敏感になって鼻水が出る、皮膚がかゆくなる、のどや気管支に響いて咳がでるなどなど。気温と湿度が低めで安定している冬から、寒暖の差が激しく、湿度も上がるこの時期、固まっていた細胞がゆるりと溶けて動き出し、春の身体へと変わって来ています。この季節の変わり目が身体にはストレスになり、春、新しい環境で忙しすぎて身体に向き合えずにいると五月病になってしまうということだと思います。こう考えると日本は季節の変わり目ばかり。6月には梅雨、そして初夏を過ぎて盛夏。台風シーズンを過ぎると秋口に入り、紅葉が終わると寒い冬がやってきます。
しばらく暮らしたインドのことを思い出すと、事情はもう少し単純であったようです。北部のデリーでは、まず夏が一番過酷な季節です。4月から6月にかけて摂氏50度に迫ろうかという乾燥した夏。そして7月、8月、9月とモンスーンがたびたび訪れるもう少し湿気のある夏。柔らかな秋が過ぎたら、冬、そして一日に気温が一度ずつ上がるといわれる短い春がやってきます。日本の冬ほどの気温からインドの夏の気温に1ヶ月半くらいで上昇していきます。この春が大変で、よく体調を崩していました。しかしこの時期を過ぎるとあとはどうにかなった覚えがあります。この日本のめまぐるしい季節の変化に比べると体調の管理は一点重視型といえそうです。
気候は大きく私たちの気質に影響しているのでしょう。繊細で器用に短い季節を楽しもうとする日本人と、どっしりと構えて長い夏を耐えしのぐ北部のインド人という図式が作れそうです。
ヨーガも同じように風土に合わせたいというのが、北インドにあるリシケシでヨーガを勉強した院長のアイディアでした。スワミ・シバナンダの教えはそのままに、アーサナ、プラーナヤーマは日本の気候、日本人の体質により効果的に響くように細かいところに工夫を積んでいます。ベーシックコースでは4月から9月までの間で、頭立ができるように、10月から3月の間ではチャクラのポーズができるようにさまざまなポーズを組み立てています。
その季節ごとのいろいろな身体の声を聞きながら1時間半、できるだけ無心に呼吸に動きを合わせて心身のバランスを整える、これが友永ヨーガの特長です。実は北インドの人にも大変な好評を頂いています。
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