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二日目の夕方に坐禅をして、またお風呂へ。すこしは坐禅の始まる鐘(止静)と終わりの鐘(放禅鐘)の間が短くなったような気もしますが、まだまだ足が痛く、気づいたら鐘がなっていたなんていう境地には程遠いです。
お風呂や食事の用意にもずいぶんと慣れ、お寺の生活にかなり馴染んできました。それでもかなり早起きをしたこともあって、二日目の夜も皆さん9時半の消灯時間を過ぎるとすぐに静かになったようです。意識が消える瞬間まで川の音が聞こえます。
そして最後の日、最後の坐禅。もう少し足首と膝をやわらかくして準備しないと、坐禅の気持ちよさを理解できるのは難しそうです。坐蒲のおかげで腰を伸ばすのは比較的楽なのですが。呼吸にもなかなか集中できずでした。アーサナ、プラナヤーマをもう少ししっかりできるようになったらまたチャレンジしたいと思います。
朝食後すこしゆっくりしてから足圧法の時間です。学院でも講座を開いていますが、これは気持ちが良いです。手でなく、足で相手をマッサージしてあげる方法で、行う方も足が暖まり、片足でバランスをとるので、いい運動になる、二人ヨーガと言われるマッサージ方法です。なれない坐禅を長くしたおかげで、腰や肩、ひざに張りがあります。まずはじっくり鼠径部を踏むのですが、ここにあるリンパ節や大動脈がじわっと刺激されて、硬くなったひざがじんわり温かくなり、血流が勢いよくめぐるのが分かります。身体の中では陰の部分とされている、体の内側を最初に念入りに踏みほぐした後、陽の部分とされる外側を踏んでいきます。下半身が終わったら同じように、肩や腕を踏んでいきます。足腰に比べると華奢な骨と筋肉からできているので、かかとを床につけたりして、デリケートに踏んでいきます。
最後に全員で記念撮影をして、待たせていたバスに飛び乗り、リトリートは終了です。今回は、埼玉県飯能市にある正覚寺というお寺にお世話になりました。ご住職の楽しいお話と奥様の作ってくださる精進料理でとてもよくもてなして頂いてしまいました。どうもありがとうございました。ここは一般のみなさまも、精進料理を頂き、宿泊もお願いできるお寺です。参禅、写経なども体験できます。一度体験なさってみてはいかがでしょうか。日本でヨーガを勉強していくのに、禅の体験は貴重な糧になってくれそうです。海外に行って、向こうの人とコミュニケーションをとるときなどは、「本当にやっておいて良かった」
と思うこと請け合いです。(ちなみに、禅を世界に広めた日本人として鈴木大拙師が有名です。その方が西洋人にむけて書いた本、「禅と日本文化」
は万が一、禅を説明しなければならなくなったときには必携でしょう。そんな瞬間が来ると思うと今から緊張しますが。)
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