トップ マンゴー通信 第24号  


05.07.04
024号
友永乾史
(友永ヨーガ学院理事、マンゴー通信編集長)


What's Mango Express?〜マンゴー通信のご紹介〜

ただひたすらマンゴーを食べるときのようにヨーガを味わって欲しい、インド原産のマンゴーのように多くの人に愛されたい、そんな気持ちで書いています。ヨーガやインド、心と体の健康などに関することをテーマにほぼ毎週アップします。

第24号「インド旅行記 Vol.13」テッカディへ

もうこれで今回のインド旅行の公式プログラムでは最終日になります。成田から、デリー、リシケシを経て、ここトリヴァンドラムまでかなりの距離を旅しましたが、まだこれから先、南インドの自然と戯れたいという欲張りな人のために、ガイドは置いてごく少人数のグループで、テッカディという野生動物保護区に出かけるオプショナルツアーを用意しました。

 シンガポール経由で帰国する仲間とお別れして、運転手アレックスと白いアンバサダーで北上します。目指すのは、西ガーツ山脈に位置する、ペリヤール湖のほとり。周辺は野生動物の保護区に指定されていて、野生の象や虎が見られるかもしれないというところ。日本にいると、あれだけ大きい動物が野生でいることをあまり信じられないので、自分の目で確かめるいいチャンスです。

形はクラシックだけど、中身は少しずつ進化しているようで、このアンバサダーは結構よく走ります。スズキやホンダが進出してくる前までは、これがインドで手に入る唯一の新車だったそうです。まだまだ生産されている、50年前から外観は変わらないインドの国産自動車。運転手の英語もきれいで、ガイドとしても申し分なしでした。しかし、遠かった。トリヴァンドラムを10時ごろ出て、テッカディのタージガーデンリトリートに着いたのがもう夕暮れ時。眺めのいい峠道をたっぷり7時間は走りました。滝や、紅茶畑などこちらが喜びそうなところで休憩を挟んでもらったので、退屈はしませんでした。ビュッフェの夕食をとり、明朝のボートサファリに備えて、早く寝ることに。

  ボートのサファリは朝7時に出発です。6時半にはホテルにアレックスが迎えに来てくれていました。ボートは満員でしたが、私達は十分ボートの2階に陣取れました。2階がどうもチケットが高いようで、乗客が手に持っているカメラやビデオも高級なものが多かったです。1階の人々はすこしはしゃぎすぎという感じで、朝7時からラジカセで音楽をかけて踊っています。ちなみに、インドではカラオケはあまりありません。醤油や味の素もありません。どうもインパールあたりがそういった文化の分水嶺のようで、インドから西に行くと、酒などが入るとカラオケよりも踊りが好まれるようです。調味料はスパイス一辺倒になります。

  エンジンがかかり、湖を進んでいきます。このペリヤール湖は人造湖で、いろいろなところに立木が水中からにょっきり枯れています。その上には鳥が巣を作ったりしています。ラッコが泳いでいたり、いのししが水浴びをしたりしているところを通り過ぎてしばらく行くと、いました。象が背中まで漬かって水浴びをしています。途中で乗組員から注意があり、ラジカセはストップして、静かに動物を見ることができました。シャッター音が響きます。しばらく走ると今度は山の中腹に群れで草を食んでいます。緑の山には大きな象も小さく見えます。

それにしても人に飼育されていない大型動物を見られるというのはすばらしい体験です。1階の乗客も2階の乗客も満足そうに下船してきました。朝食を食べにホテルに帰る前に、午前中のトレッキングを予約して湖を後にしました。



 朝、起きてすぐのホテルからの眺め 
 


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