トップ マンゴー通信 第19号  


05.05.11
019号
友永乾史
(友永ヨーガ学院理事、マンゴー通信編集長)


What's Mango Express?〜マンゴー通信のご紹介〜

ただひたすらマンゴーを食べるときのようにヨーガを味わって欲しい、インド原産のマンゴーのように多くの人に愛されたい、そんな気持ちで書いています。ヨーガやインド、心と体の健康などに関することをテーマにほぼ毎週アップします。

第19号「インド旅行記 Vol.8」スワミチダナンダ生誕祭

圧巻は、最終日の午前、もう荷物も半分まとめ終えた最後の日のことでした。いつもどおり朝食を終えた私たちは、午前十時に始まる、スワミチダナンダジの聖誕祭に参加しました。

 いつもサットサンガ(お話の会)が行われるサマディーホールが、まだ10時に15分も早いのに入口から溢れるくらいの人でごった返しています。今日は遠く地元南インドからも、地元からもおじちゃん、おばちゃんが多く集っています。マレーシアや香港、アメリカなどから来た人もいます。古老のスワミが嬉しそうに今回の生誕祭のリーフレットを配っています。スワミたちが全員集合すると、楽器演奏のついたマントラを初めに、プージャが始まりました。

何が圧巻かと言えば、太鼓やハルモニウム、銅鑼の響き、お香の匂いなどもすごいのですが、立派な大人であるスワミや集った人達が全員、一心にヒンドゥーの神々やこのアシュラムの創始者のスワミシバナンダ、そして今日88歳の誕生日を迎えられたスワミチダナンダを讃えているということでした。やはり儀式ではあるので、ある程度形式に則って執り行なわれているのですが、それでも、その場にいるみんなが本当に彼らを尊敬して、崇めているというのが伝わります。みんなの感情のうねりのようなものに包み込まれてしまうような感覚がありました。

 一通りのプージャを終えると、チダナンダジの写真入の額を抱えて、アシュラム内を練り歩きます。真っ白な大理石に正午の太陽が照り返し、その中を鮮やかなオレンジ色の袈裟を着たスワミたちが歩いていきます。そうしてプージャは終わりになりました。

余韻に浸る間もなく、荷物をバスに積み込んで、デリーに出発です。途中でお土産の紅茶屋に寄ったりしていたので、デリーのホテルに着いたのは夜の9時を過ぎてしまいました。我々南インドコースは明日6時半にはホテルを発たなければなりません。アシュラムだけのコースの人とは、今晩でお別れです。

 バスで正味7時間くらい。デリーとリシケシは距離にして約250キロ。デリーに着くととてもリシケシが遠く感じられます。車のクラクション、ぎらつくネオン、人々の目つき、排気ガスの匂いなどなど。もうリシケシが恋しくなってしまいした。

 でも嬉しいことに、まだ南インドが残されています。長いバス旅で疲れた体を久しぶりのふかふかのベッドに横たえて熟睡しました。



 バスは往復、40人を載せてがんばってくれました。 
 


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