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昼食を終え、少し休んだ後はハリドワールまで遠足です。遊んでばっかりみたいですが、実はそのとおりです。せっかくのインドですから。
インドまで来られる人はとてもラッキーだと言われます。行きたいのに、いけない人も多いと言います。行ける人は生まれたときから呼ばれていたとも言います。インドにまつわる事どもは、どうもミステリアスなものが多いのですが、そういった雰囲気を醸し出し、旅行者を惹きつけ続けているというのは、インドの実力でしょう。
とにかく、学院のインド旅行というのは、ヨーガもするし、お話も聞くし、お祈りもしますが、しっかり観光もするという欲張りな旅なのです。もちろん、アシュラムに残って勉強を続けたい人は残っていても構いませんが、今回は全員、遠足に参加でした。
クンムメーラ、というお祭りの名前を聞いたことはありますでしょうか。神と悪魔の戦いの中で、不死の薬が零れ落ちたとされる、4つの聖地で行われるお祭りです。ヒンドゥー教徒がとにかく集ってきて、それぞれの場所で沐浴をします。ハリドワールはそのひとつで、ひとたびクンムメーラが始まると、何百万人という人が1ヶ月ほどの期間に集って来ます。2001年に144年(12年が12回)に一回とされるマハクンムメーラ(マハというのは大きいという意味)が行われたアラハバードには、7000万人が世界中から集ったとされます。これはギネスにも「世界中でひとつの目的のために人間が集った最大の人数」
ということで登録されているそうです。ちなみに次回は普通の(マハでない)クンムメーラが2010年、ここハリドワールであります。
午後になって雨が降り出しました。今度はバスに乗って目的地の沐浴場所、ハルキパウリの近くに降ろしてもらいます。パラパラ雨のぱらつく中、コブラ使いが籠にコブラを入れて、是非見てくれと声を掛けてきたり、ガンジスの水を入れる容器を買ってくれてと物売りが近づいてきます。雨季の最後なので、ガンジスの流れは濁り、強いです。若い男の観光客は、パンツ一丁で順々に河に飛び込み、歓声を上げています。流れが相当強いので、流されないようにと、鎖で柵が作ってあります。
さすがに雨の中、コブラと物乞いに囲まれたままじっとはしていられないので、近くのお茶屋に避難です。暖かいチャイを一杯。インド人に生まれて良かった・・と思うであろう瞬間を味わいます。雨もほとんど上がったので、商店街を探索します。ミルクから作るデザート屋、儀式用の赤い粉屋、ガンジスの水を入れる容器屋、それぞれの商店がそれぞれの間口でのんびり商売をしています。
バスでアシュラムに帰ると、その静寂さ、清潔さにほっとします。修行者はリシケシに、一般の巡礼者はハリドワールに集るそうです。私はやっぱり、滞在するならリシケシが良いです。
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